鈴鹿でチャンピオンが決まり、実力者として知られるドライバーの参戦の情報も耳にしていましたので、今までとは違う気持ちで迎える週末でした。
仕事が忙しく、ルーティンのトレーニングをほとんどできてないかった上に風邪気味だったので、コンディションに不安を抱えていた週末でした。

今回のもてぎは1Dayイベントということで、土曜日に占有走行が行われました。
天気予報どおり朝から雨が降る中で、今年最後のレースウィークの走行が始まりました。
鈴鹿で大きく変更をしたセッティングが全く異なるレイアウトのサーキットでどのように、パフォーマンスを発揮するのか興味深いところだったのですが、生憎のウェットコンディションと言うことで、ウェット状態でドライのセッティングを睨むと言う難しい作業でした。
ウェットでのパフォーマンスも上々で、ウェットタイヤで今までにないくらい綺麗な磨耗をしていました。

日曜日になると雨は朝のうちに止んだものの路面は中々乾いていかない状況で予選となりました。
金曜日のスポーツ走行でドライで走行をしている選手もいるため、ノックアウト方式の予選は気が抜けない状況でした。
得意なハーフウェットのコンディションということもあって、早い段階にタイムを上げていくことができたのですが、震災の影響で新しくなった舗装の部分でタイヤが削れてしまうようで、リアタイヤのグリップがあっという間にダウンしてしまいました。
グリッドの決定するQ.2でも、タイヤマネージメントがうまくいかず、思ったようなタイムを出すことができませんでしたが、今年最後のレースもポールポジションからスタートすることが決まりました。
レースに向けてセッティングの変更でタイヤの磨耗状況の改善を図ったのですが、クルマの状態としては決して悪いわけではなかったので、だいぶ悩みました。
レースでは2周しか全開で走れないとも言われ、スタート前からブレーキング中にバイブレーションが起きていましたが、最初から最後まで全開で走りました。今年うまくできるようになったタイヤのマネージメントもしっかりして最後までペースを落とすことなく走ることができ、充実した1年をPP to Winで締め括ることができました。

最後はこの2年間カレラカップで走ることができた喜びを噛み締めながらのドライビングでした。
ポルシェのスカラシップドライバーという立場でありながら、いつも生意気な僕を温かく見守ってくれたPCCJの関係者の皆様、いつも完璧に僕のサポートをしてくれたチームとポルシェジャパンの皆様、スポンサー、そして家族に改めて御礼申し上げます。
残念ながらJAF GPには参戦しないことになりましたので、今年の僕のレース活動はこれで一区切りになると思います。
来年以降の活動に関しましては、現在、仕事と並行して進めております。
この2年間学んだものを武器に、できれば国際舞台で勝負したいと思っています。
これからもどうぞ応援よろしくお願い致します。