開幕前の2回のテストではマシントラブルやドライビングミスで走行時間をロスして、自分が目指していたレベルまでパフォーマンスを引き上げることができませんでした。
金曜日の走行では、鈴鹿のテストの2日目の午後のセッションの流れを維持して40分間×2回という限られた時間の中で自分とクルマの“最終調整”ができ、表彰台圏内で争える見通しが立ちました。
しかし、土曜日の予選では他車や赤旗の影響もありリズムを掴むことができず、レースでは下位からの追い上げを目指すことになりました。
そのレースのスタートではロケットスタートを狙い過ぎてしまってストールし、再始動に時間がかかったこともあり前の選手からは大きく離されてしまいました。予選でうまく機能しなかったセッティングの確認や約2年ぶりのレースの感覚を取り戻すためにも完走したかったのですが、3周目を終えようとしているときにエンジンがストップしてしまってリタイアとなり、その願いは叶いませんでした。
また、翌日の日曜日のレースではウォームアップラップの段階からエンジンの不調を感じていましたが、なんとか完走してポイントを少しでも取りたいと思っていました。しかし、4周目には水温が100℃を越え、エンジンが音を上げる寸前という感じになり、リタイアを余儀なくされました。
開幕ラウンドを終えてノーポイントというのは想像以上に厳しいシーズンのスタートです。幸いすぐにもてぎのテストがありますし、次のAPのレースと得意なサーキットが続きますので、開幕戦のことは忘れ、テストとレースでいい流れを作っていきたいと思います。